成功法則を得て、自由と自活力を得る方法

自由になる為、自由を奪う現実

自由になる為、自由を奪う現実

 

 

【天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず】・・・。
言わずと知れた。、【福沢諭吉】の名言である。

 

この言葉に、どの程度の人が感銘を受けたか知らないが、
この文言は、いつの時代の【日本】なのかなと思ってしまう。

 

少なくとも、今の【日本】の中では、
一切、通用しない文言だ。
今の日本は、【資本主義国家】で、【民主主義国家】だからだ。

 

だからと云って、【社会主義国家】には、
もっと通用しない文言だろう。

 

 

この文言が、事実なら【自由】という環境は、
少し近づくかも知れない。

 

【自由とは、自分以外の人や団体から一切の制約や束縛、強制が
ない事を意味する。
哲学的には、人間が行為する際に一つの対象を必然的に追及するのではなく、
それ以外の対象をも選びうる能力をいう。】・・・中略・(ブリタニカ国際大百科事典)

 

 

何とも、大げさな表現になってしまうが、
文章にすると、こうなるのだろう。

 

しかし、この【自由】が簡単に手に入らないから、
皆、苦労する。

 

 

子供の頃から、多くの日本人たちは、
最終的に、この【自由】という環境に少しでも近づく為に、
多くの時間と、【束縛、拘束の時間】を用い勉強に励む。

 

そして、長い時間【束縛、拘束の時間】を費やし社会に出て、
更に、【束縛、拘束の時間】を使って、【自由】に近い環境を得ようと自分たちで【自由】を奪う。

 

【自由】を得る為に、【自由】を放棄するのだ。
これが、現実の世の中だ。

 

自分で稼ぐ方法を持って居る人は、
その能力を活かして、自分の好きな様に稼ぐ事が出来る。
それは、現場で技術を売るエンジニアーの様な、手に職を付けている様な
マイスター的な人、一般的に【職人】と呼ばれる人たちだ。

 

彼らは、自分の技術を売る事が出来るので、
自分で稼げると言っても良い。
言われた事に、手を動かし、技術を売るだけで、
その分、報酬は上がる事になる。

 

しかし、これは自分が動かなければ、手が止まってしまうので、
忙しいうちは良いが、手が止まってしまっては、
十分な報酬は入って来ない事になる。

 

マネジメントも必要になってくるが、
こういう、職人気質の方は、このマネジメントに関して、
殆ど、無頓着な人が多いのも事実だ。

 

一般のサラリーマンと違い、自営業で【自由】では有るが、リスクは高い事になる。
こういう職人気質な人に、有能なマネージャーでも要れば良いが、
現実的には、仕事が来るのを待っている人が殆どだ。
一人当たりの生産能力の事も有る。
能力以上の仕事はこなせないのが現実。

 

ワークオーバーの場合、仕事が有るのに、
それを消化出来ない事も有る。
この場合、その分の報酬は入って来ない。

 

人が動いて生産する場合、その能力を
遥かに超えた仕事量は、出来ないのだ。

 

つまり、上限が有り限界があると云う事だ。
当たり前の事だが、働いた分しか収入にはならない。

 

これでは、ワークスタイルは自由であっても、
いつまでたっても、【自由】を手にする事は出来ない。

 

では、一体、【自由】を手にするには・・・?

 

やはり、そんな夢物語の様な事は、
現実的には、無理なのだろうか?

 

 

いや、決して無謀な話ではない。
現実的に可能な話なのだ・・・。

 

 

元拓銀マン,お坊ちゃま社長は通用するのか?

 

拓銀破綻による影響は、単に北海道の都市銀行が破綻しただけではない。
その行員達だって生きて行かなくてはいけない。
だから、その後色々な職に就いた事になる。

 

よく耳にしたのだが、『教師、新聞記者そして銀行員ほど潰しの利かない職業はない。』
こう聞かされた事がある。
つまり、専門バカが多いのだと云う・・・。

 

銀行員は、お金にまつわる事に関しては、その判断力は長けているだろう。
しかし、それが一体何の役に立つかという事かもしれない。
つまり、所詮、他人の金を扱い適切な管理と処理を行う業務だ。
他人の金有りきのビジネスなのだ。

 

個人的に存分な資金力がある個人ならともかく、
普通に考えて、そんな輩はそういないだろう。
だとすれえば、あくまで他人の金を扱う事になる。
泥棒でもあるまえし、他人の金を扱っても大きな利益になるとは考えずらい。
何故なら、借りた金は返さなければならないし、貸した金は金利と共に回収しなければ意味がないからだ。
この時代の低金利時代に、そんなセコイ金利だけで利益が出るとは思えないからだ。

 

では、銀行員の転職はどうなったか??

 

ここで、元エリート意識の高い【元拓銀社員】は、
その意識が、意外な処で影響が出る事になる。

 

同じく金融機関に就けた者は良いが、
全く違った畑違いの業界に就いた者は、
やはり、その職場のカラーに馴染むまでには非常に時間が掛かった様だ。
元、銀行マンとしての誇りは、一企業のなかで発揮されるのは、多くは経理畑が多かった様だ。
多少の経験を活かせるのは、やはり、お金についての場所だろう。
しかし、そうでない場合は全く畑違いか、地方に行って暮らすか・・・、
こういう収まり方になるかも知れない。

 

色んな見方がるだろうが、元銀行マンはキャリアを活かせば、
企業にとってかなりの資産になる筈だ。
過去の、銀行マンとしての営業としてのキャリアと、そこに繋がる人脈を持って居れば、
かなりの強みになるだろう。

 

しかし、ここで問題になるのが、【元拓銀マン】としてのプライドだ。
以前の、北洋相互銀行の行員の様な低姿勢で、顧客に親切に対応していたのならともかく、
プライドの高い【元拓銀マン】は、そんな風に感じない。
どちらかと言うと、金を貸してやるという上から目線の人が多かった様に感じる。

 

どこに行っても、上から目線が染みついている様では、
受け入れた会社では、周りの人間が翻弄してしまうだろう。
実際に、そういう人間を見て来た。

 

特に、お坊ちゃん育ちで、拓銀が破綻した後、
その人間が、自分の親類関係の会社に次期社長候補として入社してきた人間を見て来た。
会社幹部との扱いだったが、実際には世間知らずも甚だしく、何にも知らなく、何も出来ない
超が付くほどのお坊ちゃんだったのだ。

 

こういう人間が、次期社長であると、その企業の将来は疑いの目を持ってしまうと言っていい。
とにかく、人は良いが世間知らずなのだ。

 

だから、お坊ちゃま社長は生き残れないと言わざるを得なくなるのだ。

 

メガバンク大規模リストラ案発表
メガバンク大規模リストラ案発表
メガバンク大規模リストラ案発表
メガバンク大規模リストラ案発表

 

遂にメガバンクのリストラが発表されましたね。
【みずほフィナンシャルグループ】が、最大の1万9000人、
【三菱東京UFJ銀行】が9500人、【三井住友銀行】が4000人と、規模の違いは有るが、
非常に多くの人材が放出される様だ。

 

合計3万人を超えるリストラと云うから、ただ事ではない。

 

今回のリストラ策は、拓銀破綻や山一證券破綻とは全く異質のもので、
対比には至らないが、いずれにせよ人生を駆けて登った優秀なキャリアが、
方向性を変えられる事には違いない。

 

本当に21世紀型の産業構造を含めた企業の変換期なんだなという気がする。
メガバンクに人が要らなくなりつつあるのだと云う事だ。

 

つまり、通信機器やインターネット技術の進歩、
そして、これから台頭して行くことになるであろう、【AI】技術の確立のお蔭で、
優秀な人材が余剰になってくると云う事だろう。
これからは、恐らく今までの様な学歴や決まった形のキャリアは、
通用しなくなるのではないだろうか?

 

余程の強力なものを持って居ないとこれからの銀行員は、
40代で肩を叩かれる様になるのは普通の事らしい。
だとすると、銀行に勤める意味が良く分からなくなってくる。
むしろ、メガバンクに勤める事はただのリスクを抱え込む事になるのかもしれない。

 

要は、本人次第だろうと思うが、
メガバンクに勤め、そこで何を得るのか?
どんなキャリアを身に着ける事が出来るのか?
これらの事をその後の人生でいかに活かせるのかで、
大きく変わってくるだろう。

 

しかし、40代でそれがやって来るのなら、
本当にメガバンクに勤める意味が有るのか?
こう感じる。

 

キャリアやスキルを身に着けるのなら、
そんな遠廻りなどせずに、個人でキチンと目標を定め、
最初から、そこを目指すべきではないだろうか?

 

個人的な感想で余談だが、ニューヨークヤンキーズへ行った【田中将大投手】と、
日本ハムファイターズで、ロクな活躍も出来ない、
【斎藤祐樹投手】の出来の違いにも似てこないだろうか?
いずれにせよ、技術とかキャリア、スキルを磨きたいのであれば、
職人肌の専門の処へ早く行ったものの勝ちの様に思うどうだろか?

 

それにしても、今回発表された日本のメガバンクでの、
大規模リストラ案とでもいうべき事態。
いろんな処で、大きな変化の兆しが出て来るのは間違いないだろう。

 

まずは、転職市場は喜んで良いのか、
複雑な処ではないだろうか?

 

何しろ3万人規模の転職だからだ。
頭でっかちではない元銀行マンなら対応できるだろうが、
そうではない、プライドだけが高い元銀行マンなら、
一体、どんな職が合うのか本人は戸惑うばかりかもしれない。
そして、そんな元銀行マンを受け入れる方にも、色々と難題も出て来る筈である。

 

今回の発表は、金融機関を始め、色んな業界への、
構造改革の将来を暗示している様に感じる。
これから、今まで想像もしなかった事が起こりうるかもしれない。
だから、個人的にも世の中の波に呑まれないように、2の手、3の手を
用意する必要が出て来る様だ。

 

 

 

拓銀破綻,山一証券破綻どちらが罪が深いか?

拓銀破綻もそうだが、山一證券の破綻も、
同じく20年を迎える。

 

色んな処で、これらの特集が組まれているようだ。

 

改めて、この二社の破綻事情を探ってみた。

 

拓銀は、あの当時、バブル経済に乗せられて、
廻りを垣間見る事もせず、そして、追いつけ、追い越せというのが、
ひしひしと伝わって来る様なイケイケで不良債権の山を築いて行った。

 

それに比べ、山一証券は、会社の体質と言うか、
業界の体質と言うべきか、当時の監督機関である大蔵省の役人でさえも、
承認していたかのような”飛ばし”と言われる不正ありきな処が有った様だ。
そして、社外帳簿なるものが存在し、そこには一部の幹部しか知らない、
海外での帳簿の様だが、その中身は不良債権の山ばかり。
その社外帳簿が、表ざたになり一気に債務超過の発表となり、自主廃業至った事の様だ。

 

どちらも、1997年の破綻劇だった。

 

どちらの罪が重いだろう?

 

僕が思うに、普通の人にとって、証券会社の有無なんて、
そんなに関係している人は居ないんじゃないかなと感じる。
言わば、少なくても小学生や中学生には殆ど関係ない筈である。
この会社を利用している人は、限られた投資家であると思う。
しかも、自主廃業という形なので、他人様にはそれほどの迷惑は掛かっていない筈だ。
言い方を変えれば、自業自得の域かも知れない。

 

もちろん、会社ぐるみで不正を行っていたのだから、
罪は重いだろう。得意先に対しやってはいけない利益の確保なんて言うのは、
もっての他、まさに不正会計そのものだ。
不良債権を無かった事にし海外の社外帳簿へ移していたらしい。
監督者の大蔵省も、罪は有るのではないだろうか?

 

しかし、都市銀行の破綻と言うと、関係している経済圏そのものが、
影響を与えてしまう。へたをすれば、小学生や中学生がずっと溜めていた”お年玉”にも関係していたかも知れなかった。
こう考えると、拓銀破綻の方が影響が大きいのではないだろうか?

 

影響を及ぼす地盤の規模が違い過ぎるのだ。

 

翌年、他にも2行ほどの銀行が破綻した。

 

丸井今井もそうだったように、本当に一部の幹部による、
間違った判断、欲望の暴徒化が、企業の方向性を狂わしていた。

 

結局、大きな企業がおかしくなる時と云うのは、
いつも、【正業以外の余計な事】に手を出し、
それが、大きくかじ取りの方向を狂わしている処が多い様だ。

 

ここ数年、世間を騒がしている東芝も良い例だろう。
ここも、苦労を重ねて這い上がって来たエリート社員の塊の会社だ。

 

人々の苦労を一瞬で狂わせる、頭の狂った幹部達には、
本当に許せない気持ちで一杯だ。
しかし、今の日本の社会は成功した社会主義システムが横行している国。
そして、人は群れる生き物である。
上からの判断には、従わなければならない。
やはり、自分だけの字活力が本当に必要になるのではないだろうか?

 

 

 

拓銀破綻20年,山一証券・丸井今井

 

拓銀破綻20年,山一証券・丸井今井

 

拓銀が破綻した1997年、もう一つの大きな会社が吹っ飛んだ。
【山一証券】が、その会社だ。

 

日本の四大証券会社の一角にあったが、不正会計の発覚により、
一気に経営破綻した。
当時は、自主廃業だった。

 

僕も、こんな事があるのかと、まさに驚くばかりの出来事だったのを覚えている。
ここも、100年を覚える様な社歴を持つ証券会社だった。

 

しかし、簡単に言うとその破綻理由は、簿外債務なるものが海外に存在し、
決算書には組み入れず、それが表沙汰になると実は債務超過だった事が判明し、
自主廃業に追い込まれたという事らしい。

 

【拓銀】といい【山一證券】といい、どちらも余計な事に手を出し過ぎて、
自分達の首を絞め過ぎた事が原因と言う事に見える。

 

この2件の、大きな金融証券会社の破綻から、
特に北海道は大きく経済環境を変えて行った様に感じる。

 

拓銀破綻20年,山一証券・丸井今井

 

北海道では特に、昔から庶民の馴染みの多い【丸井今井】も、
どんどんと、おかしくなっていったのを覚えている。
もちろん、一つの北海道の顔と言える老舗の百貨店。
庶民からは、【丸井さん】として親しまれていた。
なんて云ったって【さん付け】の会社など、他に聞いた事が無い。
その位、親しまれていたのだ。

 

4代続いた今井家からの社長だった、当時の最後の社長・今井春雄氏。
彼は、丸井今井の部下達から不信任され部下から【クビ】を言い渡された。
こんな事も、聞くのが初めてだったが、まぁ彼の写真を見る限り、
何となく、納得のいくような、【お坊ちゃん】顔をしていた。
【お坊ちゃん】で、済めば良いが、世間には色んな言い方がある。

 

ドラ息子、デクの棒、役立たず・・・、
まぁ、言われても仕方がないかも知れない。

 

なにせ、拓銀が破綻するまで、それらのニックネームが、
ピッタリと填る様な急激な多角経営を推進していたのだ。
所有していた自家用車は、家にフェラーリが2台。
その他、もろもろ・・・。

 

本当に派手にやりたい放題のドラ息子が経営していた事になる。

 

日本では、3代家系は続かないと言うが、どうやら本当の事らしい。
ここも、ゆうに社歴を100年を超える老舗企業だ。

 

丸井今井の家訓には、こうある。

 

【家業以外の事に手を出すべからず】

 

 

拓銀をはじめ、山一証券も、丸井今井にせよ、
どうもこの丸井今井の家訓の意味をきちんと理解していれば、
これら、おかしくなった企業は、こんな事態には陥らずに済んだ様な気がしてならない。

 

やはり、家業以外の余計な事に手を出す事は、
自分達の足元を見失いがちになってしまうという事なのだろう。
先人の言う事は、言葉は重く簡潔に要点を得ていると云う事だろう。

 

しかし、そこのに所属している社員達にとっては、
たまったものではない・・・。

 

 

拓銀破綻20年,回避策への一番の問題点

 

一般預貯金者が、一斉に銀行に預けている貯金を
引き出してしまったら、その銀行は非常に厳しい状況になる。
当時の拓銀の状況であれば、やはり、その影響をまともに食らってしまった。

 

本来ならば、貯金者が一斉にお金を下ろしても、
潰れる事は無いと言われているが、当時の拓銀への
風評を考えれば、その後の影響は多大だ。

 

半年間で、その金額が40%も減ってしまえば、
拓銀内部で、違う説明を顧客に行っても、
焼け石に水だった様だ。

 

 

やはり、普通、都市銀行は潰れないのが、
常識だろう。
それを潰してしまったのだから、当時の経営幹部連中は、
非難を浴びて当然だろう。

 

その後、優良債権を引き継いだ、
【北洋銀行】本店の、あの素晴らしい雄姿を見れば、
一目瞭然だ。

 

おかしくなる前の、【拓銀】と当時の【北洋相互銀行】の、
企業としての差は、歴然だった。

 

そう、当時はまだ【北洋銀行】ではなく、
【北洋相互銀行】だったのだ。

 

相互銀行とは、中小企業金融の専門機関だ。
戦後の金融制度再編成の一環として、その基盤を強化して、
国民大衆のために金融の円滑を図り、貯蓄の増強に資する・・・。
こう、ある。

 

つまり、まさに中小企業と大衆の為の銀行だ。
1985年に大蔵大臣への要望により、多くの相互銀行は、
普通銀行へと一斉転換した。

 

その当時、全国相互銀行協会は、第二地方銀行協会と改称し、
その後、相互銀行は、第二地方銀行と呼ばれる事になった。

 

だから、今でも【北洋銀行】は、第二地方銀行という位置づけなのだ。
まさに、【漁夫の利】ではないだろうか?

 

昔の、この両者の違いは、【拓銀】は、北海道ではエリート銀行で、
【北洋相互銀行】は、まさに、庶民を相手に自転車で一般家庭を
駆けずり回し、貯金の集金に行く様なイメージに差が有った。

 

それが現在では、全国シェア、【三菱東京UFJ銀行】、【三井住友銀行】、
【みずほ銀行】、【りそな銀行】に続く、全国5位の銀行に躍り出た。
凄い、立身出世だ。
【北海道銀行】は、足元にも及ばない。

 

そりゃ〜そうだ。
なんたって、【拓銀】の優良債権だけを引き継ぐという離れ業が有ったからだ。
当時、中坊氏の不良債権だけを引き継ぐ会社が有った。
このシステムは、良くわからないが、いずれにしても、【北洋銀行】は、
優良債権だけを継承した様だ。

 

 

結局、社歴100年以上も持つ会社ではあったが、
一部の、暴徒の様な経営幹部のせいで、全てが吹っ飛んだ形だ。

 

普通は、銀行なんて潰れない筈だ。
しかし、そのかじ取りの方向が、徐々に狂っていったら、
そして、それに気づいた時には、もう遅かったという事だろうか?

 

いや、回避策は絶対に有った筈だが、
当時の経営幹部連中の中では、それらの回避策は、
一切、語られる空気では無かった様だ。

 

ここが、一番の問題点ではないだろうか?

 

 

拓銀破綻20年第2部スタート,遅い判断

 

 

北海道新聞社は、今月初頭より連載していた、
【拓銀破綻20年】の第2部の連載をスタートした。

 

第1部では、拓銀最後の頭取・河谷氏の回顧録が中心であり、
バブル経済の中での葛藤や、その反省、そしてバブル崩壊から、
なぜ、拓銀が破綻まで至ったのかを彼の当時の記憶に基づいた内容だった。

 

第1部での河谷氏は、バンカーとしての立場で、
都市銀行としては、最も立場的に低い銀行でありながら、
チャンスを得て、ガツガツと前に突き進むという、
貪欲なビジネスマンという風には映らず、むしろ銀行員として、
真面目で、正しい姿で仕事に精進する姿しか想像できなかった。

 

なにか、拓銀の汚点を全て河谷氏が引き受け、
まるで、敗戦処理投手の役目を担う為、それだけの頭取の様に映った。
非常に、気の毒に感じた。
当時の、他の幹部達は、その事実をどう思ったのだろうか?

 

まさに、バブル経済に溺れた、【田舎の万事屋】銀行の様だ。
皆が、【右向け右】の時に、同じように【右】を向いていて、
そんなんで、北海道経済の中心を担えるのか?

 

まさに、そんな印象だ。
しかも、そろそろ融資に一端、歯止めを掛けようとする、
他の都市銀行を横目に、【更に、更に・・・・】と、
まさしく、危機感も無く突き進んで行った。

 

その結果の破綻なのだ。

 

 

【判断が遅い】・・・、

 

第2部で、僕がまず目にしたキーワードだ。
拓銀幹部の判断が、遅かったと書いてあった。

 

【拓銀崩壊】の小説にも書いてあったが、
幹部は、いつも【他の誰かが、その重要な事を判断してくれるだろう。】、
こんな感想を感じていた。

 

だから、先のキーワード【判断が遅い】に繋がるのだろう。
企業にとって、重要な判断が遅れてしまうと、
まさに、命とりになりかねない。
この悪しき実例ではないだろうか?

 

恐らく、拓銀破綻まで重要な議案は相当数、
有った様に思うが、その一つ一つの正しい判断も、
適正に下されていれば、もしかしたら20年前の、
拓銀破綻という最悪の結果は免れていたのかも知れない。

 

 

拓銀破綻の前年である、1996年秋から約半年間で、
大口定期性貯金が、40%も流出した様だ。
1996年10月の時点での大口定期性貯金残高は、
2兆9千億円ほどあった様だが、それが1997年3月末には、
1兆8千億円まで急激に減った。

 

当たり前の事だ。
前年に、戦後初、和歌山県の第二地銀【阪和銀行】の破綻と、
日本版金融ビッグバン推進の発言で、金融市場の不安を仰がれ、
その対象の金融機関が、最も怪しい銀行・【拓銀】だったからだ。

 

どうして、そんな目で見られたのだろう?

 

これは、やはり先に挙げたキーワード、
【判断が遅い】に絡むのではないだろうか?
そして、そこには【他の誰かが、その重要な判断をしてくれるだろう。】
これに繋がるに違いなかったのだ。

 

なぜ、こうなったのだろうか?

 

大きな判断を仰げる、決定的なリーダーの存在が
居なかったという事ではないだろうか?

 

つまりは、人の上げ足ばかりを空くっている様では、
正しい判断など出来ないと言う事ではないだろうか?

 

拓銀破綻20年,回避策への1番の問題点とは?

 

連載は、まだまだ続く。

 

 

大企業に勤める事は人生を捧げる事に等しいのか?

 

 

人は、子供の頃遊ぶ時間が少なくて、
自由な時間を欲しがる。
だから、毎日登校している学校に、
多少、窮屈な感情を抱いてしまう。

 

学校には、自由がないからだ。

 

もともと、子供ん達に自由ばかり選択させる事は出来ない。
そこで、ある程度の学習と社会性を学ばせるためだ。
結局、全くの自由からは、恐らく学びを得ないだろう。

 

つまり、リーダーが必要だ。
この場合、リーダーは先生という事になる。
ある程度、リーダーが先導しないと、何も出来ない。

 

 

いつも、リーダーは必要なのか?

 

人間は、群れをなして生きていく動物なので、
リーダーは必要になってくる。
大人の社会は、そのリーダーと言うのは、所属する会社であったり、
その会社の社長であったり、又は所属するセクションの上司であったり、
先輩であったりする。

 

 

最初から、全くリーダーを必要にしないという人は、
殆どいないだろう。
社会性があって、そこから多くの物を学ぶ必要があるからだ。

 

余程の大金持ちのお坊ちゃんや、
産まれた時点で、特別な階級に所属していない限り、
人は、人から物を多く学ばなければならない。

 

多くの物を学ぶ以上、そこにはやはり上下関係が成り立つのが普通だ。
社会性があり、上下関係がある以上、そこにはある程度、自由は制限されてしまう。

 

つまり、根っからの自由は存在しない。
先にも書いたように、人間は群れをなして生きる動物だからだ。

 

 

先日、拓銀破綻の件でも解る様に、
所属している部署や会社が大きな企業で、
その企業の、ごく一部の幹部の暴走により、
その所属している企業の足元が揺るぎ出してしまえば、
ヘタをすると、その後の人生を大きく狂わしてしまうことになってしまう。

 

企業などに左右されずに、自分の意志だけの範囲で、
自由に生きていけると云いうのは、余程、その人のスキルが高く、
人としての価値が非常に高いか、もしくは売れるような技術を
その個人が持っていて、その技術を個人で売っていけるようになれば良いのかも知れない。

 

それには、手に職を付ける職人のような技術者とか、
医者、弁護士などもそこに含まれるだろう。
プロのスポーツ選手も、この領域に含まれるだろう。

 

つまり、個人として価値のある人間になると云いう事だろう。

 

大企業に、長く勤めていていれば、
余程の失態を演じてしまったとか、
その企業の信用を傷つけてしまったとかが無い限り、
安定した生活を送れていたのが基本だったが、
現在は、決してその限りでは無い。

 

それまでのキャリアを一瞬で失ってしまう可能性が、
今は大いに有るという事だろう。

 

大企業な故、その可能性は大いに有ると思った方が、
良いのかも知れない・・・。

 

最近は、日本を代表する様な大企業が、
毎年、何らかの危機の報道を目にするのは、
その殆どが、経営幹部の暴走が多い様に感じる。
【東芝】なんて、会社が吹っ飛べば約20万人の社員と、
その家族が路頭に迷う事になるのだが、
今まで、会社幹部から社員への気遣いの言葉は、
一切、聞こえて来ないが・・・。

 

ここ数年は、知らない人が居ないと思うような、
電気屋さんが非常に多かった。
来年は、どんなジャンルの企業が世間を騒がせるのだろうか?
興味深々な処だ。

 

 

2017年10月29日より、北海道新聞より連載されている
【拓銀破綻20年】の内容は、元々、特別銀行だった、
北海道拓殖銀行が、破綻までどんな銀行だったのか、
最後の頭取として、実直に勤め上げた河谷氏の目線で綴られている。

 

 

都市銀行の頭取だった人が、実直に業務を務めた結果、
本来の銀行の姿から少しずつ方向がずれ、特別背任罪で告発され、
収監までされた人は、銀行マンとして何を思ったのだろうか?

 

 

銀行員としての業務は、今の時代は多々あるだろうと思う。
しかし、戦後の頃から、一般の庶民から預貯金を集める事、そしてお金を必要としている、
企業や個人へ適正な金利をつけそれらの方々に、お金を貸す事、
これらが、主な業務だ。

 

お金を人の血液に例えると、分かり易いかもしれないし、
実際にそういう表現も当時、使用されていた。

 

血液銀行とも呼ばれていたを覚えている。
つまり、人であるならば、血液が廻らないと、
命に影響が出て来る。
企業にとって、金はまさに血液と同じ役目になる。
だから、こう呼ばれた。

 

金は、使わないとまるで意味は無い。
ただの、印刷された紙と、丸い金属片でしかなく、
これらだけでは、何の利用価値など無い。(昔の様な、【金本位性】なら、金に変えられる分、
金としての価値は有ったのかもしれないが。)

 

だから、その金の使い方によっては、人を活かす事にもなれば、
殺す事にもなる。
まさに、血液と同じ意味になる。だから、そう呼ばれた。
借金は、決して悪い事ではない。
返せなくなった時、追及を得てしまう。

 

 

人に借りた金は、返さなければならない。
これは、人として、当たり前の事だ。

 

しかし、バブル経済真っただ中の最中、
金を貸してほしいなどと、言ってもいないのに、
借り手を開拓し、貸さなくても良い相手に金を貸したのがバブル経済の特徴だった。
この意識こそが、拓銀の元凶だった様だ。

 

そして、都市銀行の中では、
その様な空気感は、蔓延し各行、
自分達の貸し出し金額を伸ばす為、競争を激化した頃であった。

 

しかし、そんな中、大手の都市銀行が、
そろそろ、潮時だろうと感じていた頃、
拓銀幹部は、目の前の自分たちの状況を見失い、
更に暴徒へと突き進んで行ったのだ。

 

河谷氏の回顧録では、都市銀行である事さえ、
どうだろうか?という疑問さえ持って居た様だ。
しかし、拓銀の経営幹部の意見としては、『とにかく進め、進め。』、
他行に、追いつけ、追い抜けの空気感しか無かった様だ。

 

この時期、既に大手の都市銀行は、
既にバブル経済崩壊の予感をし、貸出は既に引いていた様だ。

 

それから、少しして政府から『金融に関しての総量規制』が、
敢行され、バブル経済は一瞬にして、泡がしぼむ様に萎んでしまった。

 

 

今、思えば貸せない相手に必要以上にお金を貸す事は、
その後、どういう事になるのか、今なら子供にでも解る様な話ではないだろうか?

 

大きな組織故、目の前の事実と常識が、
世間一般と、離れていても、それの軌道修正は難しくなるという、
良い例ではないだろうと思う。

 

河谷氏は、たった一人で拓銀の暗部の、
敗戦処理投手を任された様にしか見えないのだが。
今回の回顧録を読んで、そう感じた。

 

11月中旬に、この続きが連載される様だ。

 

 

あなたは、自信の売り上げの為に、回収見込みのない相手に、
物を売るだろうか・・・?
普通は、売らない筈である。

 

今回の連載は、ただ単に、一つの都市銀行の崩壊を連載しただけでなく、
大きな組織の在り方を記したものと、僕は感じた。

 

拓銀破綻20年連,連載の内容とは?

2017年10月28日の【北海道新聞】の1面に、
【拓銀破綻20年】の連載の為、大きく紙面を飾った。
その1面に掲載された写真は、破綻当時、拓銀頭取だった、
川谷氏の顔。随分と老け込んだ様だ・・・。

 

川谷氏は、拓銀の最後の頭取。
破綻後、前任頭取の山内氏とともに、特別背任容疑で逮捕され、
上告を破棄され、有罪の判決を受けた。
山内氏は健康上の問題が有り収監を免れたが、川谷氏はそのまま有罪となり、
収監された。

 

その期間は、何と1年7か月。
まるで、当時の拓銀の悪歴を一人で背負った様な形だ。
今、思えばバブル経済で失敗した拓銀の敗戦処理投手の様な人だ。

 

破綻寸前の頃、北海道銀行との合併の話も有ったが、
その話は、簡単に崩れて行った。
その当時の、ニュースの中で北海道銀行の頭取との動画の中で、
二人の頭取の話し合いは、全く折り合いが付かなかったのを
僕は覚えている。北海道銀行側の方は、まるで拓銀の事を相手に出来ないと言うのが解った様な動画だった。

 

 

拓銀崩壊は、北海道経済にこれほどないと言える位、
大きな打撃を与えた。

 

ただでさえ、北海道経済は当時5%経済と言われていたし、
中央経済とは、比べようもない経済力だった。
そんな中で、北海道の経済の中心の都市銀行が破綻したのだから、その影響は甚大だった。

 

やはり、地方の都市銀行が破綻するのは尋常な事ではない。
その引き金となったのは、当時のバブル経済の破綻からだった。

 

新聞の中で、違法とされていた融資はソフィアグループに対するものが、
回収困難を承知に融資した事と書いてあるが、それだけではない。
それは、ほんの一部の事だろう。
拓銀の破綻原因は、もっと根が深い。

 

バブル経済全盛の頃、日本経済は本当に謳歌を重ねていた。
海外のビル、有名画家の絵画、信じられない程高額な骨とう品などが
ポンポンと日本人によって取得されて行った。

 

簡単に借りられたお金は、まるで最初から自分の金の様な感覚の人が
非常に多かった様だ。
つまり、日本人の金銭感覚の麻痺だった様だ。

 

全てが、おかしくなっていったのだ。
だからと言って、都市銀行までその感覚が狂っていって良い訳がない。
ここが、田舎の都市銀行の行った最も判断すべき最重要な点だった。

 

それを判断できなかったのが、当時の経営幹部の群集心理だった様だ。
その営業方針を決定していったのは、【SSK】と呼ばれた幹部だった。
この中に、破綻当時、頭取だった河谷氏は入っていない。

 

今、考えれば、お金の無い人に、返しきれない金額を貸せば、
どんな事になるのか、小学生にも解る筈だ。
しかし、そんな事さえも出来なかったのだ。

 

勢いに乗った、ある種の群集心理とは
本当に恐ろしいものだ。

 

拓銀破綻20年、連載−2

 

10月29日より、北海道新聞で【拓銀破綻20年】の連載がスタートする。
どこまで、突っ込んだ記事になるか解らないが、非常に興味がある連載だ。

 

拓銀破綻20年第2部,遅い判断

真のリーダーに本当に必要な物とは?

内閣解散で、今回選挙が有ったが、
終わってみれば、またしても安倍一強内閣が、
更に磨きが掛かった形で終わりましたね。

 

ホントに、安倍晋三氏の独裁内閣になってきた様な雰囲気ですな。
今年、随分と世間を騒がした、【家計・森友問題】もかなり色あせてきた節を
感じますが、だとしたら、まさに独裁者。自分の気分で物事を決めている事になる。

 

政治家は、自分の意を通して騒がれ無くなれば、これで良しという事らしい。
相手は、自分の仲良し関係のお友達。
問題の事は、税金だ。

 

安倍首相と関わっていた人たちには、何のリスクは生じない。
問題の嵐の一時をその風雪に耐えて乗り越えれば良いだけだ。
後は、国民の税金で全て処理を行う。

 

今回の、二つの学園問題は、設立に当たっての、
大義が、全く見えてこない。
どうしても、これらの学部や学校が必要だという声が、
一つとして、耳に入らないからだ。

 

むしろ、家計学園の獣医学に関しては、
真逆の反対意見しか耳にしていない。
森友学園の小学校にしたって、何で必要なのか解らない。
だいたい、義務教育が有るのに、何で問題を起こす様な、
私設小学校が必要なのか、解らない。

 

つまり、開設者側の意向で開設したいというのは、
誰から見ても明らかだ。
そこに、安倍内閣総理大臣が間に入るとなると、
誰が見ても何かがそこに有ると考えてもおかしくないからだ。

 

よほど、この二つに何かが有るのは間違いないだろうかなと感じる。

 

今回の選挙での自民党の圧勝で、この二つの問題が、
この色を薄めて行くのは間違いないだろう。
なかなか、やりますな、【安倍首相】。
今回は、本当に運にも恵まれている様だ。

 

小池都知事の【希望の党】立ち上げの傍ら、
その勢いと、一瞬にしての失速なんて言うのは、
まさに、強運と言っても良いのではないだろうか?
あんな、政治劇は今まで見た事もない。
まるで、出来の悪いお笑い小劇場の様だった。
【民進党】には、本当に笑わされた。

 

強運を得た安倍首相の様だが、いつまで続くか、
ちょっと見ものだ。
本当に、教育費が無料なんかになるのだろうか?
あの場だけの、口からでまかせなのだろうか?

 

なんせ、強運かも知れないが、
お友達には、甘いお坊ちゃん体質の感が否めない。
何か、薄っぺらい感じがするのは、僕だけだろうか・・・?

 

真のリーダーと本当に呼べるのだろうか?

 

リーダーともなれば、その場の空気感を
自分の意のままに作る事ができなければならない。
これが出来れば、本当に強いリーダーと言えるだろう。

 

その場の空気感を自分で作る事が出来れば、
いかなる交渉事にも強く、自分の意志を通す事が出来る。

 

恋愛での場合でも、これが出来ると、
非常に強くなる。
意中の異性を力強く口説き落とせる事になる。

 

その場だけの、綻びを拭うのではなく、
自分だけのその場の空気感を作れる人。
これが作れる本物の日本のリーダー、
早く出て来る事を本当にお願いしたい処だ。

 

 


 
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